ウエアラブル・ネットワークTextileNet

コンセプトと概要

コンピュータを身につけるウエアラブルコンピュータや、 身の回りのあらゆるものにコンピュータが存在する ユビキタスコンピュータの世界は、コンピュータシステムの 新しい可能性を秘めています。 しかしこれらのシステムでは、 が、常につきまとう問題として存在します。

無線通信を使うとすると電源供給を稼働時間が有限な バッテリに頼るか、あるいは別途有線で行う必要があります。

逆に有線で通信と電源供給を行うとすると、ケーブルの引き回しが 厄介な問題になります。

衣服や壁面は平面で、表と裏の2面があることに着目し、 導電性布などの平面電極を表と裏に使い、 そこにデバイスをとりつけるシステムTextileNetを提案しています。

TextileNetでは、電源と通信が、2面の平面電極に重畳して 行われるため、通信路の確保と電源供給という2つの問題を 根本的に解決することができます。

実装



1つの電力源(バッテリ)と、そこからの電力供給を制御する PowerSupplyUnitと、衣服上に存在する、複数のCommunicationUnitから なります。

CommunicationUnitは、以下の機能をもちます。

このCommunicationUnitに、用途にあわせたデバイスを 装着することができます。

試作デバイス(CommunicationUnit)

第1世代デバイス(20mm x 20mm) 第2世代デバイス(10mm x 10mm) 第3世代デバイス(6mm x 6mm)

技術仕様

試作デバイス(PowerSupplyUnit)

デモシステム



構成デバイス: 発表文献

高精度筋電計測への応用

導電布によって、人体表面に低抵抗・大面積でアースを取ることが可能となり、 表面筋電位の計測を極めて高精度に行うことができます。 将来的には、上記の通信システムと融合し、高精度・ケーブルレスの 筋電計測システムが可能となり、ユーザインタフェースなどへの 応用が期待されます。 また布そのものを電極と用いるユーザインタフェースへの 展開も進めています。

発表文献


紹介パンフレット

両面印刷し、中三つ折にしてご利用ください。

akita@is.t.kanazawa-u.ac.jp